2017-03-21 第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
こうした観点から、JICAは、外務省と連携しつつ、施設や機材を被援助国自身がしっかりと維持管理できるようにするため、すなわちその自立の観点から、必要に応じ技術協力等を通じ、それらの国の維持管理能力向上支援を実施しております。そのほか事業実施後の施設、機材の利用状況の把握に努めております。援助効果が十分発現されるよう、相手国に働きかけるなど、幅広くフォローを行っております。
こうした観点から、JICAは、外務省と連携しつつ、施設や機材を被援助国自身がしっかりと維持管理できるようにするため、すなわちその自立の観点から、必要に応じ技術協力等を通じ、それらの国の維持管理能力向上支援を実施しております。そのほか事業実施後の施設、機材の利用状況の把握に努めております。援助効果が十分発現されるよう、相手国に働きかけるなど、幅広くフォローを行っております。
それから次に、開発途上国の食糧問題解決のためには開発援助国自身の努力というのも重要だということから、我が国は食糧増産援助というのもやっております。今後とも、財政の御配慮をいただきながら、食糧問題の解決に向けて応分の貢献を行っていきたいと思います。
もちろん被援助国自身による評価ということも行われておりまして、年一回外務省の方から御提出させていだだいております評価の報告書には、そういういろいろな手段を通じて行われました評価が公表されております。 今後とも、評価の公正を期していろいろと努力してまいりたいというふうに考えております。
これは、被援助国側において供与資金に見合う内貨を積み立て、これを被援助国自身による農業開発の目的のために活用することが、より効果的であるとの趣旨で設けているものであります。現地通貨の積み立て方式については、かかる趣旨を踏まえ、被援助国との間で決めております。